インドにはラクシャバンダンという兄弟姉妹の絆を確かめ合う日があります。何よりも家族を大切にするインドの人にとっては大切な祭事。

2021年は8月22日がその日でした。僕の所にも女の子がやって来て、ラクシャバンダンの腕輪をつけてくれましたが、それと合わせて渡されたインドスイーツのセットが甘いの苦手な僕にとっては苦行でした(笑)

また、女性が男性の兄弟に腕輪をつけてあげる事がお決まりなのですが、僕のところには男の子が腕輪を持って現れます。その訳は…

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僕には姉妹がいませんから無縁の祭事ですが、僕の暮らすインドのお宅には朝から親戚が集まりだしてその日がラクシャバンダンだと気づきました。

これ、子供だけの事ではなくて年齢に関わらず姉妹と兄弟の絆を確かめ合う祭事で、家長の爺さんのもとにも姉妹である婆さん達が集まってきたりします。

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ところが僕の所にも僕が暮らすおうちの女の子が花びらと腕輪を持ってやって来て、おでこに赤い粉ティカをつけて花びらを頭から掛けて、ラクシャバンダンの腕輪をつけてくれました。

⬆ちなみに右側の太い腕輪3本はフレンドデーの時にインドの友人がつけてくれた腕輪です。Screenshot_20210908_121304

僕がインドで一番怖いものがやってきた


そして一緒に出てきたのがこの箱。怖いものほどよく覚えているもので、見てすぐにそれが何かはわかります。僕がインドで最も怖い、インドの激甘スイーツです。

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「その中から一つ選んで」と言われたので、一つ食べればいいのかと思ったら、それはこれをくれた女の子に食べさせるのが流儀でした。

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そして「残りは全部食べてね」と…。それには緑茶が無いと…いや、緑茶が2リットルあっても僕には無理だ。

昼間にチャイ屋に行った時にチャイ屋の主人にもラクシャバンダンの腕輪が付いていて、少し話を聞いたら、姉妹に腕輪をつけてもらったらギフトまたは現金をお返しに渡すとの事でした。男は姉妹のためにお返しを用意しているわけですね。
しかし僕には妹がいませんでしたからギフトなんか用意してません。
なので現金を渡しました。
「来年は服が欲しい」との女の子らしいリクエストとともに僕に突如妹ができました(笑)

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男の子の妹もできちゃった(笑)

女の子に現金を渡したのを聞きつけて、その弟が花びらと腕輪を持ってやって来て僕に腕輪をつけ始めました。

もはやラクシャバンダン関係なくお小遣い目あてです(笑)

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お姉ちゃんたちにたくさんの腕輪つけてもらった男の子でしょ!などと言っても黙々と僕の腕に腕輪をつけてました。

僕はここで反則とはわかっていながらも、僕の代わりにさっきのインドスイーツを全部食べてくれる事を条件に、50ルピーのお小遣いをあげることで取り引きが成立しました(笑)

男の子にしたらお小遣い貰えて大好きなスイーツまでもらえて両得でしたね。

そんなラクシャバンダンはインド暦で日が決まるので毎年8月22日というわけではありませんが、だいたい8月のどこかです。8月にインド旅行中に街なかの露店などでこんな腕輪が売られていたら、ラクシャバンダンが近いと気づけるでしょう。

この日の様子の動画もYou Tube「インドふらり」にて公開をしています(^^)





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